結論:ブラウザで動く小さなゲームなら、無料でも作れます。公開も無料でできます
「ChatGPTでゲームって作れるの?」
作れます。HTMLとJavaScriptで動く、ブラウザ用の小さなゲームなら、プログラミングの知識がなくても、ChatGPTに頼むだけで形になります。じゃんけん、神経衰弱、シューティング、クイズ、タイピングゲーム、このくらいの規模なら、無料版でも十分です。
そして、作ったゲームは無料で、誰でも遊べる形で公開できます。
この記事では、
- ChatGPTで作れるゲーム・作れないゲーム
- 実際の作り方(手順とプロンプト例)
- 作ったゲームを第三者に公開する方法5つ
- 公開するときの注意点
を、2026年10月時点のChatGPTの機能をもとに解説します。
ChatGPTで作れるゲーム・作れないゲーム
作れる(得意)
| ゲームの種類 | 例 |
|---|---|
| パズル・頭脳系 | 神経衰弱、スライドパズル、数独、2048風 |
| シンプルなアクション | ブロック崩し、避けゲー、シューティング |
| クイズ・診断 | 4択クイズ、性格診断、タイピングゲーム |
| カード・ボード系 | じゃんけん、オセロ、トランプの簡単なゲーム |
| 放置・クリッカー系 | クリックで数字が増えるゲーム |
共通点は、1つのHTMLファイルで完結する規模であることです。ChatGPTは、この範囲なら一度で動くものを出してくれることが多いです。
作れない(難しい)
- 3Dの本格的なゲーム(UnityやUnreal Engineが必要な規模)
- オンライン対戦(サーバーやデータベースが必要)
- スマホアプリとしてストアに出すゲーム
- 何千行もあるRPG(途中で仕様を忘れて、つじつまが合わなくなる)
「作れない」と書きましたが、正確には**「ChatGPTとの会話だけで作り切るのは難しい」**です。本格的なものを作るには、開発用のツールと、ある程度の知識が必要になります。
ゲームの作り方:5ステップ
ステップ①:作りたいゲームを具体的に伝える
あいまいに「ゲームを作って」と頼むと、ありきたりなものが出てきます。ルール、操作、勝ち負け、見た目を最初に伝えてください。
プロンプト例
ブラウザで動く避けゲーを作ってください。
【ルール】
・画面の下にプレイヤー(青い四角)がいる
・上から赤い玉が降ってくる。当たったらゲームオーバー
・時間が経つほど、玉の数と速さが増える
・生き残った秒数がスコア
【操作】
・PCは左右の矢印キー、スマホは画面の左右をタップ
【その他】
・HTML、CSS、JavaScriptを1つのファイルにまとめて
・ゲームオーバー時に「もう一度」ボタンを出す
・最高スコアを画面に表示する
**「1つのファイルにまとめて」**と「スマホでも操作できるように」は、必ず入れてください。公開するときに楽になります。
ステップ②:出てきたコードを保存する
ChatGPTが出したコードを、メモ帳などに貼り付けて「game.html」という名前で保存します。保存するときの文字コードは「UTF-8」にしてください(日本語が文字化けしないように)。
ステップ③:ブラウザで開いて遊ぶ
保存したファイルをダブルクリックすると、ブラウザで開いて遊べます。これで、まず自分のPCで動くか確認します。
ステップ④:おかしいところを直してもらう
ほぼ必ず、何かおかしいところがあります。そのときは、「何が起きたか」を具体的に伝えます。
- 「ゲームオーバー後に『もう一度』を押すと、玉が2倍の速さで降ってくる」
- 「スマホでタップしても動かない」
- 「スコアが小数点で表示される。整数にして」
画面にエラーが出ていれば、そのエラー文をそのまま貼るのが一番早いです。
ステップ⑤:少しずつ機能を足す
最初から全部を詰め込まず、動くものができてから、効果音、BGM、難易度選択、ランキングなどを1つずつ足していきます。一度に頼むほど、壊れやすくなります。
長くなったら、新しい会話で
やり取りが長くなると、ChatGPTは前に決めた仕様を忘れやすくなります。コードが長くなってきたら、最新のコードを新しい会話に貼り直して、「このコードの続きを直して」と頼むと安定します。
無料版と有料版の違い
| 無料・Go | Plus(月3,000円) | Pro(月16,800円〜) | |
|---|---|---|---|
| モデル | GPT-6 Luna | GPT-6 Sol・Astra | GPT-6 Pro・Astra |
| 一度に読める量 | 27K〜54K | 54K/推論256K | 128K/推論400K |
| ファイルの読み込み | 1日3件まで(無料) | 増える | 増える |
| Codex(プログラミング用) | 小さめの枠 | 使える | 拡張 |
| Sites(サイトを作って公開) | ✕ | ○ | ○ |
小さなゲームなら無料で十分です。 コードが長くなって途中で崩れるようになったら、Plusを検討してください。読める量が増えて、長いコードでも仕様を保ちやすくなります。
作ったゲームを第三者に公開する方法5選
ゲームを作ったら、誰かに遊んでほしくなります。HTMLファイル1つで完結するゲームなら、公開は難しくありません。
①ChatGPTのSitesで公開する(Plus以上)
ChatGPTには、**作ったものをそのままWebサイトとして公開できる「Sites」**という機能があります。2026年7月にベータとして始まり、10月にはPlus・Proの作成数の上限が撤廃されました。
- 一番簡単:ChatGPTの中で作って、そのまま公開できる
- 注意:無料・Goでは使えない。公開の可否は地域によって違う(ヨーロッパ・英国・スイスでは公開できなかった時期がある)
②GitHub Pagesで公開する(無料)
プログラマーがよく使う、無料の公開方法です。
- GitHubのアカウントを作る
- 新しいリポジトリ(保存場所)を作り、HTMLファイルを「index.html」という名前でアップロード
- 設定の「Pages」から公開をオンにする
数分で、ユーザー名.github.io/リポジトリ名/ というURLで誰でも遊べるようになります。完全無料です。手順が分からなければ、ChatGPTに「GitHub Pagesでこのゲームを公開する手順を教えて」と聞けば、画面に沿って教えてくれます。
注意:無料のGitHubアカウントで公開すると、リポジトリ(中のコード)も公開されます。
③Netlify・Cloudflare Pagesで公開する(無料)
HTMLファイルをドラッグするだけで公開できるサービスです。GitHubより簡単で、無料枠で十分使えます。
④itch.ioに投稿する(無料)
インディーゲームの投稿サイトです。ブラウザゲームとしてHTMLファイルをアップロードすれば、サイト上で遊べる形で公開されます。
- ゲーム好きの人が集まっているので、ほかの方法より見てもらえる可能性がある
- 無料でも、価格を付けて販売しても公開できる
- 海外のサイトなので、説明文は英語もあると強い
⑤自分のサイト(WordPressなど)に置く
自分のブログやサイトを持っているなら、一番おすすめです。
- レンタルサーバーにHTMLファイルをアップロードするか、WordPressの固定ページに埋め込む
- 自分のサイトの記事から、ゲームへ読者を流せる
- 広告を貼ったり、関連する商品を紹介したりと、収益化の自由度が一番高い
当サイトのゲームも、この方法で公開しています。
比較
| 方法 | 費用 | 難しさ | 人に見てもらえるか | 収益化 |
|---|---|---|---|---|
| ChatGPT Sites | Plus以上 | ◎ 一番簡単 | △ | △ |
| GitHub Pages | 無料 | ○ | △ | △ |
| Netlify等 | 無料 | ◎ | △ | △ |
| itch.io | 無料 | ○ | ○ ゲーム好きが集まる | ○ 販売可 |
| 自分のサイト | サーバー代 | △ | 自分の集客次第 | ◎ |
とりあえず友達に遊んでもらいたいならNetlifyかGitHub Pages、知らない人にも遊んでほしいならitch.io、育てていきたいなら自分のサイトです。
公開するときの注意点
①既存のゲームのパクリにしない
「〇〇(有名なゲーム)とそっくりに作って」と頼んで、名前もキャラも同じものを公開すれば、著作権や商標の侵害になります。ルールの仕組みを参考にするのは問題ありませんが、名前・キャラ・画像・音楽は自分のものにしてください。
②画像や音楽の素材の権利を確認する
ネットで拾った画像や音楽をゲームに入れて公開するのは、権利の侵害です。フリー素材を使う場合も、利用規約(商用OKか、クレジット表記が必要か)を確認してください。
③個人情報を集めない
ランキングやログイン機能を付けると、名前やメールアドレスを集めることになります。 個人情報の管理は、個人には重い責任です。最初は、自分の端末の中だけに記録が残る形(ブラウザのローカル保存)にしておくのが安全です。
④AIで作ったことを書いておく
公開先によっては、AI生成作品の表記を求めているところがあります。求められていなくても、「ChatGPTで作りました」と書いておくと、トラブルを防げます。
⑤スマホでも動くか確認する
公開すると、遊ぶ人の多くはスマホです。PCでしか確認していないと、「タップできない」「画面からはみ出る」が起きます。公開前に、必ず自分のスマホで開いてください。
まとめ
- ChatGPTで、ブラウザで動く小さなゲームは無料でも作れる
- 作り方は、ルール・操作・勝ち負けを具体的に伝える → HTMLで保存 → ブラウザで確認 → 直してもらう → 少しずつ足す
- 長くなったら、最新のコードを新しい会話に貼り直す
- 公開方法5選:①ChatGPT Sites(Plus以上)②GitHub Pages ③Netlify・Cloudflare Pages ④itch.io ⑤自分のサイト
- 注意点:パクリにしない、素材の権利、個人情報を集めない、AI表記、スマホで確認
この記事は2026年10月時点のChatGPTの機能に基づいています。Sitesなどの新しい機能は、提供範囲や条件が変わることがあるので、最新の内容はOpenAIの公式ページで確認してください。


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