結論:チャット以外の機能が一気に増え、一部の機能は終わりました
「ChatGPTって、結局何ができるの?」「無料でどこまで使えるの?」
先に結論を書きます。
ChatGPTは2026年、「質問に答えるAI」から「作業を任せるAI」に大きく変わりました。 長い作業を丸ごと任せる「ChatGPT Work」、24時間動き続ける「dots」、Webサイトまで作れる「Sites」など、チャット以外の機能が一気に増えています。
一方で、動画生成のSoraや、AIブラウザのAtlasは終了しました。 半年前の解説記事に書かれている機能のいくつかは、今はもう使えません。
そして無料版でも、文章・画像・音声・調べもの・データ分析まで使えます。 ただし、ファイルの読み込みは1日3件、一度に読める量も少なめなど、細かい制限があります。
この記事では、2026年10月時点のChatGPTについて、
- 無料版でできること・制限
- 有料プランで何が変わるか
- 2026年に新しく始まった機能
- 終わってしまった機能
を、まとめて整理します。
プランと料金(2026年10月時点)
まず、個人向けのプランです。
| 無料 | Go | Plus | Pro | |
|---|---|---|---|---|
| 月額 | 0円 | 1,400円 | 3,000円 | 16,800円〜 |
| メインのモデル | GPT-6 Luna | GPT-6 Luna | GPT-6 Sol・Astra | GPT-6 Pro・Astra(拡張枠) |
| 一度に読める量 | 27K(約12ページ) | 54K/推論256K | 54K/推論256K | 128K/推論400K |
| 広告 | 一部の国で表示 | 一部の国で表示 | なし | なし |
※Proは100ドル(16,800円)のほかに、200ドル・500ドルの階層があります。
2026年10月7日、GPT-6が登場
2026年10月7日、最新モデル「GPT-6」が全プランに出ました。 同じGPT-6でも、プランによって中身が違います。
- 無料・Go:GPT-6 Luna
- Plus以上:GPT-6 Sol
- Pro:GPT-6 Astra、GPT-6 Pro
GPT-6では、考え終わる前に答え始める、文章と図と操作できる要素を組み合わせて答える、といった変化があります。無料版でも最新世代が使えるのは大きなポイントです。
無料版でできること
無料版でできることは、思っているより多いです。 一覧にします。
| 機能 | 内容 | 無料版の制限 |
|---|---|---|
| チャット・文章作成 | 質問、文章作成、翻訳、要約、添削 | 常識的な範囲で無制限 |
| Think(考えるモード) | じっくり考えてから答える | 使える |
| Web検索 | 最新情報を調べて、出典付きで答える | 使える |
| 画像生成 | 画像を作る・加工する(ChatGPT Images 2.0) | 上限あり(回数は非公開) |
| 音声会話 | 話しながら途中で割り込める(GPT-Live-1) | 軽量版のみ、時間制限あり |
| ファイルの読み込み | PDF・画像・表を読ませて質問 | 1日3件まで |
| データ分析 | CSVやExcelを渡すと集計・グラフ化 | 使える(枠は小さめ) |
| Deep Research | 複数のサイトを調べてレポート化 | 上限あり(回数は非公開) |
| プロジェクト | ファイルと会話をまとめて管理 | ファイルは5件まで |
| メモリ | 過去の会話や好みを覚える | 枠は小さめ |
| GPTs | 誰かが作った専用ボットを使う | 使うのはOK、作るのは不可 |
| Codex | コードを書く・直す | 枠は小さめ |
| スケジュールタスク | 決まった時間に自動で実行 | 同時3件まで |
| ChatGPT Work | 長い作業を任せる(後述) | PCアプリのみ、制限つき |
| ロックされたチャット | 選んだ会話をPINで隠す | 使える |
| Office・Googleの拡張機能 | PowerPoint・Excel・スプレッドシートの横で使う | 使える(枠は小さめ) |
無料版で特に便利な使い方
①データ分析 CSVやExcelをアップロードして「月ごとの売上をグラフにして」と頼むと、ChatGPTが内部でPythonを動かして集計・作図してくれます。表計算が苦手な人には、これだけで価値があります。
②Deep Research 「〇〇の評判と、似た商品との違いを比べて」と頼むと、複数のサイトを読み比べて、出典付きのレポートを作ります。回数に上限はありますが、無料で使えます。
③音声会話 2026年7月から、話している途中で割り込める自然な音声会話(GPT-Live-1)になりました。無料版は軽量版ですが、料理中や移動中に声だけで使えます。
④ロックされたチャット 2026年10月20日からの新機能です。見られたくない会話を選んで、PINや端末の認証で隠せます。家族と端末を共有している人には助かる機能です。
無料版の制限で、特に注意したいこと
ファイルの読み込みは1日3件
無料版では、ファイルのアップロードが1日3件までです。混雑時にはさらに減ることがあります。資料をたくさん読ませたい使い方には向きません。
一度に読める量が少ない
無料版が一度に読める量は**27Kトークン(約12ページ分)**です。Plusは54K、Proは128Kなので、無料版は半分以下です。
長い文章を扱う人ほど、ここで差が出ます。 小説を何話も続けて書く、長い資料をまとめて読ませる、といった使い方では、無料版は最初のほうの内容を忘れやすくなります。
一部の国では広告が出る
無料版とGoでは、2026年2月から米国、4月から豪州・ニュージーランド・カナダ、6月から英国で広告の表示が始まっています。日本での表示は、2026年10月時点では確認できていません。
有料プランで変わること
| Go(1,400円) | Plus(3,000円) | Pro(16,800円〜) | |
|---|---|---|---|
| モデル | Lunaのまま。回数が増える | GPT-6 Sol・Astraが使える | GPT-6 Pro、Astraが拡張枠 |
| 読める量 | 54K/256K | 54K/256K | 128K/400K |
| 画像生成 | 増える | 使える | 無制限(Pro 100) |
| Deep Research | 小さめ | 拡張 | 拡張 |
| Codex | 小さめ | 使える | 拡張 |
| ChatGPT Work | PCアプリのみ | Web・スマホ・PC | Web・スマホ・PC |
| dots | ✕ | ✕ | ○ |
| Sites・Space・Slides | ✕ | Sitesは後日 | ○ |
| 音声ファイルのアップロード | ○ | ○ | ○ |
| 広告 | 表示あり | なし | なし |
ポイントは、GoとPlusの差です。 Goは「無料版と同じモデルで回数が増える」プラン、Plusは「モデルそのものが上がる」プランです。回答の質を上げたいならPlus、回数だけ足りないならGo、と考えると選びやすくなります。
2026年に新しく始まった機能5選
ここからが、この記事で一番お伝えしたい部分です。2026年に入って、ChatGPTは「作業を任せる」方向に大きく動きました。
①ChatGPT Work:長い作業を丸ごと任せる
2026年7月9日に始まった、業務用のエージェントです。「〇〇についての資料を作って」と目標を伝えると、連携しているアプリやファイルを使って作業を進め、文書・表・スライド・レポートまで作り上げます。決まった時間に実行するタスクも組めます。
以前あった「エージェントモード」の後継にあたります。
- Plus以上:Web・スマホ・PCで使える
- 無料・Go:PCのアプリのみ、制限つき
②新しいデスクトップアプリ:ブラウザまで内蔵
同じ7月9日に、Chat・Work・Codexが1つになった新しいデスクトップアプリが出ました。ブラウザが内蔵されているので、Webサイトを見ながらの作業をアプリの中で完結できます。Mac・Windowsに加えて、8月からLinux版も出ています。全プランで使えます。
③dots:24時間動き続けるAIエージェント
2026年9月29日に発表された、常時稼働のエージェントです。クラウド上の専用のPCとブラウザを使い、4,000以上のアプリと連携して、あなたが寝ている間も作業を続けます。
- 対象はPro以上(最初の1体は追加料金なし)
- 日本も提供対象です
- 送金やパスワード変更のような重要な操作は、必ず本人に確認が入ります
「AIに秘書を持たせる」に一番近い機能ですが、月16,800円からのProが必要です。
④Sites・Space・Slides:作って、公開して、共同作業する
- Sites(7月〜):対話的なWebサイトを作って公開できます。Pro以上で、Plusは後日
- Space(10月〜):チームで共同作業する場です
- Slides(10月16日〜):Spaceの中でスライドを作り、そのまま発表・書き出しができます
ChatGPTの中で「成果物」まで作り切る方向に進んでいることが分かります。
⑤生活に入り込む機能:試着・スキャン・音声ファイル
- バーチャル試着(10月1日〜):自撮りで服やアクセサリーを試着できます
- カメラで書類スキャン(10月1日〜、iOS):複数ページを1つのPDFにまとめます
- 音声ファイルのアップロード(10月6日〜、有料):録音を文字起こし・要約・質問できます
- ヘルス・ファイナンス:健康記録や口座をつないで相談できますが、米国のみです
終わった機能:古い記事には要注意
ここは、他の解説記事ではあまり書かれていないところです。2026年に終了した機能をまとめます。
| 機能 | 終了日 | 今はどうなった? |
|---|---|---|
| Sora(動画生成) | 2026年4月26日にアプリ終了、9月24日にAPI終了 | 代わりはなし。ChatGPTで動画は作れません |
| Atlas(AIブラウザ) | 2026年8月9日 | デスクトップアプリの内蔵ブラウザ、Chrome等の拡張機能へ |
| エージェントモード | Workに統合 | ChatGPT Work |
| グループチャット | 2026年7月9日に新規停止 | — |
| DALL·E GPT | 2026年8月30日 | ChatGPT Images |
特にSoraです。 「ChatGPTで動画が作れる」と書いてある記事を今も見かけますが、2026年10月時点で、ChatGPTに動画生成の機能はありません。 動画を作りたいなら、別のサービスが必要です。
用途別:どのプランで足りる?
| 使い方 | おすすめ | 理由 |
|---|---|---|
| 調べもの・短い文章・翻訳 | 無料 | GPT-6 Lunaで十分 |
| 毎日使うが、回数が足りない | Go | 同じモデルで回数が増える |
| 長い文章・小説・仕事の資料 | Plus | モデルが上がり、読める量が倍に |
| 作業を任せたい(Work) | Plus | Web・スマホで使える |
| 24時間動くエージェント(dots) | Pro | Pro限定 |
| Webサイトやスライドまで作りたい | Pro | Sites・Space・Slides |
確認できていないこと
正直に書いておきます。
- 画像生成・音声・Deep Researchの具体的な回数は、OpenAIが公開していません。アプリ内のカウンターで残りを確認する方式です
- Canvas・Pulse・学習モードは今も存在する形跡がありますが、2026年10月時点のプラン別の扱いは公式資料で確認できませんでした
- 広告の日本での表示は未確認です
まとめ
- 2026年のChatGPTは、「質問に答えるAI」から「作業を任せるAI」へ変わりました
- 料金はGo 1,400円、Plus 3,000円、Pro 16,800円〜。10月7日から全プランでGPT-6が使えます
- 無料版でも文章・画像・音声・Deep Research・データ分析まで使えます
- 無料版の注意点は、ファイルは1日3件、読める量は27K、一部の国で広告
- 2026年の新機能5選:①ChatGPT Work ②新デスクトップアプリ ③dots ④Sites・Space・Slides ⑤試着・スキャン・音声ファイル
- Sora・Atlas・エージェントモード・グループチャットは終了。ChatGPTで動画は作れません
- 回答の質を上げたいならPlus、回数だけならGo、エージェントを本格的に使うならPro
ChatGPTの機能は、月単位で増えたり終わったりしています。この記事は2026年10月時点の公式リリースノートと公開情報に基づいていますので、最新の内容はOpenAIの公式ページで確認してください


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