Geminiを「質問するだけ」で使っていませんか?
Geminiを、質問に答えてくれるチャットAIだと思っている人は多いはずです。
もちろんそれも正解です。でも、Geminiでできることは、チャットだけではありません。
- 画像を作る・加工する
- 曲を作る
- YouTube動画を要約する
- カメラに映したものについて相談する
- 調べものをレポートにまとめる
しかも、ここで紹介する5つは、どれも無料版で使えます。
この記事では、知らないと損するチャット以外のGeminiの使い方を5つ、具体的な使い方と一緒に紹介します。
まず基本:チャット以外の機能はどこにある?
Geminiのチャット以外の機能は、ほとんどが入力欄の「+」ボタンから呼び出せます。
- Geminiを開く(ブラウザでもアプリでもOK)
- 入力欄の「+」を押す
- 画像の作成・動画の作成・Deep Research・Canvas・音楽の作成などが並んでいるので、使いたいものを選ぶ
「+」を一度も押したことがない人は、まずここを開いてみてください。これだけで、Geminiでできることの幅が一気に広がります。
知らないと損する5選
①画像を作る・写真を加工する
文章で指示するだけで、画像を作ったり、手持ちの写真を加工したりできます。 Googleの画像生成AI「Nano Banana」が使われています。
こんな使い方ができます
- 「夕焼けの海辺で本を読む猫のイラスト」→ イラストを作成
- 自分で撮った写真をアップロードして「背景を桜並木にして」→ 写真の加工
- 「このイラストを水彩画風にして」→ 画風の変更
- ブログのアイキャッチや、SNSのアイコン素材づくり
無料版の注意点
- 保存される画像は1K解像度です
- 無料版のモデル(Flash-Lite)では、複数の画像を合成したり、同じ画像を何度も繰り返し編集したりする使い方には対応していません
- 画像の生成は、使用量の上限を多く消費します
写真の加工では、他人の顔写真を勝手に使わないように注意してください。Geminiで作った画像には、AIで作られたことが分かる電子透かし(SynthID)が埋め込まれます。
②オリジナルの曲を作る
意外と知られていないのが、音楽の作成です。
「+」から音楽の作成を選び、どんな曲にしたいかを文章で伝えるだけで、オリジナルの曲ができます。
こんな使い方ができます
- 「雨の日のカフェで流れていそうな、落ち着いたピアノ曲」
- 「友達の誕生日を祝う、明るいポップス」
- 動画のBGMや、作業用の音楽
無料版の注意点
- 無料版で作れるのは約1分の短い曲です
- 2〜3分のフルの曲を作るには、Proモデルを選べる有料プラン(AI Pro以上)が必要です
短いBGMや、アイデアを試すだけなら、無料版で十分楽しめます。
③YouTube動画を要約してもらう
長いYouTube動画の内容を、見る前にざっと知りたいときに便利です。
使い方
- YouTube動画のURLをコピーする
- Geminiに貼り付けて「この動画の要点をまとめて」と頼む
時刻付きで要点をまとめてくれるので、気になる部分だけを見に行くことができます。
こんな使い方ができます
- 1時間の講義動画の要点だけを先に知る
- 料理動画の材料と手順を書き出してもらう
- 解説動画の内容をメモ代わりにまとめる
- 「この動画で一番大事なポイントは?」と質問する
**動画を全部見る時間がないときの「下見」**として使うと、時間の節約になります。
④カメラや画面を見せながら相談する(Gemini Live)
Gemini Liveは、Geminiと声で会話できる機能です。さらに、スマホのカメラに映したものや、スマホの画面を見せながら相談できます。
こんな使い方ができます
- 冷蔵庫の中をカメラで映して「これで何が作れる?」
- 道ばたの花をカメラで映して「この花の名前は?」
- 家電のエラー表示を映して「これはどういう意味?」
- スマホの設定画面を共有して「どこを押せばいい?」
文字で説明しにくいものを、見せるだけで相談できるのが一番の強みです。キーボードを打たなくていいので、料理中や作業中でも使えます。
注意点
画面を共有するときは、通知やほかのアプリに個人情報が映っていないか確認してから使いましょう。
⑤調べものをレポートにまとめてもらう(Deep Research)
Deep Researchは、GeminiがたくさんのWebサイトを自動で調べて、レポートにまとめてくれる機能です。
普通のチャットは、聞かれたことにその場で答えます。Deep Researchは、調べる計画を立てて、複数のサイトを読み比べてから、出典付きのレポートを作るという違いがあります。
こんな使い方ができます
- 「一人暮らし向けの電気代を下げる方法を調べて」
- 「〇〇(気になる商品)の評判と、似た商品との違いを比べて」
- 「旅行先の〇〇で、雨の日でも楽しめる場所を調べて」
- 自由研究やレポートの下調べ
無料版の注意点
- 無料版では高速モードでの調査になります
- 1日に使える回数に上限があります
- 使用量の上限を多く消費する機能です
出典が付くので、気になる部分は元のサイトで確かめられます。レポートの内容をそのまま信じるのではなく、大事なところは出典で確認する習慣をつけましょう。
番外編:まだある便利な機能
5選には入れませんでしたが、ほかにも便利な機能があります。
スキル(旧Gem):よく使う指示を保存する
毎回同じ指示を書くのが面倒なら、「スキル」として保存できます。 2026年9月30日から、これまでの「Gem」は「スキル」に自動で移行しました。
スキルは、内容に合う質問をしたときに自動で使われるのが特徴です。たとえば「ブログ記事の文章を整えるときは、です・ます調で、見出しを付けて」と保存しておけば、毎回説明しなくて済みます。
Canvas:文章やコードを編集する
文書やプログラムを、Geminiと一緒に書いて直していくための画面です。できた文章は、ファイルに書き出したり、Googleドライブに保存したりできます。
Googleアプリとの連携
Gmail・カレンダー・ドライブ・マップ・YouTubeなどのGoogleアプリと連携できます。「先週届いた〇〇のメールを探して」「来週の予定をまとめて」といった使い方ができます。
Gemini in Chrome
パソコンのChromeで、開いているタブ(最大10個)の内容について質問できます。複数の商品ページを開いて「この中でどれが一番安い?」と聞く、といった使い方ができます。
無料版と有料版、どこまで違う?
ここまで紹介した機能は、すべて無料版で使えます。ただし、2026年10月9日から、無料版で使えるモデルは「Flash-Lite」だけになりました。
| 無料版 | 有料版(AI Plus以上) | |
|---|---|---|
| 画像の生成・編集 | ○(1K、機能に一部制限) | ◎ |
| 音楽の作成 | ○(約1分) | ◎(Pro以上で2〜3分) |
| YouTube要約 | ○ | ○ |
| Gemini Live | ○ | ○ |
| Deep Research | ○(高速モード、回数制限) | ◎ |
| 動画の生成 | ✕ | ○ |
| 上位モデル(Flash・Pro) | ✕ | ○ |
動画の生成だけは、無料版のGeminiアプリでは使えません。 また、長い文章や複雑な作業になると、有料版との差が出やすくなります。
まずは無料版で5つの機能を試して、「もっと使いたい」と感じてから課金を考えるのが、失敗しない順番です。
18歳未満の人は使えない機能もある
一部の機能には年齢の条件があります。
- スキル:現在は18歳以上が対象(今後広げる予定)
- Googleアプリとの連携(パーソナル インテリジェンス):18歳以上
- Gemini in Chrome:18歳以上
使えない場合は、年齢の設定を確認してみてください。
まとめ
- Geminiは、チャット以外にもできることがたくさんあります
- チャット以外の機能は、入力欄の**「+」ボタン**から呼び出せます
- 知らないと損する5選
- ①画像を作る・写真を加工する(Nano Banana)
- ②オリジナルの曲を作る(無料版は約1分)
- ③YouTube動画を要約する(URLを貼るだけ、時刻付き)
- ④カメラや画面を見せながら相談する(Gemini Live)
- ⑤調べものをレポートにまとめる(Deep Research、出典付き)
- 番外編として、スキル(旧Gem)・Canvas・Googleアプリ連携・Gemini in Chromeも便利です
- 5つとも無料版で使えます。 動画の生成は有料版のみです
Geminiの機能は、毎月のように追加・変更されています。この記事は2026年10月時点の情報に基づいていますので、最新の内容はGoogleの公式情報で確認してください。


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